ポールストレッチ

●身体の軸を調整する

ストレッチポールを背骨に沿う形で設置し腹式呼吸を意識してストレッチを行うことで、身体の関節や筋肉をゆるめることが可能です。

通常のストレッチは筋肉を伸ばすのが目的ですが、ポールストレッチはゆるめるストレッチであることが特徴です。
そのため、身体の関節や筋肉の硬さをゆるめて、可動域を広げる効果が期待できるといわれています。

●重心を調整する

身体の軸や重心が不安定だと身体のバランスが悪くなり、痛みや身体の不調を引き起こすリスクが高まるといわれています。
ポールストレッチを行うことで、身体の軸や重心を安定させて、身体をスムーズに動かしやすくなります。

また、ストレッチポールに寝そべった状態で四肢の関節を動かすと左右差が軽減され、正しい身体の使い方ができるようになってきます。
ケガの予防にも効果的なため、ポールストレッチは骨盤や背骨を調整し、身体のバランスを向上させるために有効です。

●体軸と重心の安定

ポールストレッチは背骨に沿ってストレッチを行うため、常に身体の中心や軸を意識してストレッチをします。
ポールストレッチを行うことで骨盤や背骨が安定し、身体全体のバランスを向上させる効果が望めます。

身体の軸が不安定だとケガや身体の痛みを起こしやすくなるため、ポールストレッチで身体の軸を安定させることがケガや痛みの予防に効果的です。

●関節可動域の向上

ポールストレッチによって身体の軸が安定し、関節や筋肉の緊張が緩和されることで、四肢の関節可動域を広げる効果が期待できます。

また、ポールストレッチに慣れると、無意識に身体の軸を保ったまま身体を動かすことが可能になるといわれます。
そのため、本来の関節可動域を取り戻し、身体全体が動かしやすくなることが期待できます。

ポールストレッチは、ケガのリハビリやパフォーマンスアップに効果的な方法です。
セルフストレッチで思うような効果が望めない、さらに身体の状態をよくしたいという方は、ぜひ一度ポールストレッチを行っていただき効果を実感してみてください。